ことのあらまし

日々のあらまし、いつか平気になるための記録

2023/8/21

やらなくちゃやらなくちゃと思いながらもなかなか手をつけられず、日を重ねるごとに水かさが増すように身動きが取れなくなっていく。そんな物事を、ようやっと手中に引き込んでえいやと放り投げられた。それだけで今日はいい日なはずなのに、どうにも気分が底に落ちて這い上がってくれない。

息が詰まりそうなほど空気が湿っている。全身が繭に覆われているような不自由さを覚える。ヤクルト1000を飲んで寝たのにまた夜中に目が覚めた。停滞が怖い。怠惰は嫌いだ。それなのによくやる。気づくと甘んじている。強い意志を持って当たり前にこなしたい。でも意志だけでやっていけるほどしっかりもできない。こんなだから機械になりたいとたまに思う。でも人間でいたいとも思っている。

何を書いても2行書いては3行巻き戻している。言い訳まみれの言葉しか記せない。自分のためにならない文が誰かのためになるわけないのに。同居人が作ったソース焼きそばのにおいが立ち込めていて、ダイニングが夏祭りみたいだった。