会社のそばのインドカレー屋で昼食。ここはマトンカレーが一番おいしい。メニューの脇に並ぶ3つの赤い丸印が誇らしげに見えるほどしっかりと辛いが、旨みを引き出すために必要な調理をしているのであってやたらめったら無駄に香辛料を足しているわけでもなさそうなところと、そこまで刺激的なのに内臓に響かないところも含めて、好ましく思う。
ランチに誘ってくれたIさんが食後すぐに会議に臨んでいるのを見て、時間ギリギリまで付き合ってもらったことが少し気になり、コーヒーを差し入れた。カレーを食べたあとってコーヒー飲みたくなりませんか、よかったらどうぞ、と書いた付箋をカップに貼って、モニターに向かって話しかけている最中の手元にそっと置いて目配せ。これはこれで恩着せがましかっただろうか。まあそう多くある機会でもないし。
夕飯に大根を棒状に切って豚バラ肉で巻いて甘辛く焼く。味噌汁の具はしいたけとえのき。好みの味つけの食べ応えのある料理を手頃な食材を使ってこしらえられると満ち足りた気持ちになる。アコギの音色とともに口ずさまれる同居人の歌声を聞きながら日記を書いた。andymoriの『ゴールデンハンマー』はきれいな歌。
