ことのあらまし

日々のあらまし、いつか平気になるための記録

2024/3/6

壁も隔たりも感じさせる隙なくするりと懐に入るようにして距離を縮める人に時折出会い、そのたびうらやましく思うと同時にかえって遠い存在にも見て取る。昨日推敲した2月24日の日記はまあまっとうに恋文で、読む側からして心地よいものなのかは果たして自信が持てず、しかし今さら消すのもためらわれてそのままにした。伝えなくとも伝わってしまうことがある一方で、伝えなければ伝わらないこともきちんとあるばかりか、伝えたところで伝わらないことだってたくさんあるから、何をしのんで何を押し出すべきかいつも、いつもわからないまま、わからないなりにどうか。