ことのあらまし

日々のあらまし、いつか平気になるための記録

2024/4/19

朝起きてから夜寝るまでの間に何も変わりがなかったかと言えばそんなことはなく、月曜の午前から金曜の夕方まで見ればその差は明らかで、だからなんにもできなかったとか、とことん使えないやつだとか、そんな気持ちに陥る必要なんて微塵もないはずなのに、冷たく深い井戸の底にいるような、迷い込んだ林の奥で雨に打たれているような、心細くて逃げ道のない、狭くて暗い場所にいるみたいだ。明るく話せる瞬間もあるが、地盤は依然としてゆるい。気を晴らしたくて早めに上がり、ジムに行けば週末前の夜だからか、人が少なくて気兼ねなくマシンを回れた。椎茸と玉ねぎとベーコンを炒めて和えたパスタを食べながら、なかやまきんに君自衛隊空挺団の訓練体験を受ける動画を見ていたら、まっすぐさに鼻がツンとした。