ことのあらまし

日々のあらまし、いつか平気になるための記録

味ならもうしなくて

7月31日。スタバで朝食を摂りながら午前だけ勤務。この時間までと決めて働くのはメリハリがつく。頼まれたことや求められることに答えたらそれが報酬の対象にきっちりなるから仕事はいい。期日も理想も自分次第な活動に勤しんでいるときよりもよっぽど、何かをやれる人間だと手触りをもって感じられて、存在の輪郭を社会に取り戻せたような気がしてくる。

いようがいまいがさして問題がないと知ることで肩の荷が降りる側面もある一方で、そればかりがつづくと足元から徐々に真っ白に蝕まれていくような怖さも覚えるから、たぶん私には期待や依頼をかけてくれる人がいたほうがいい。平日5日のフルタイムがちょうどいいかはさておき、誰かの何かの足しになっていると感じられない日々が続くのは、気楽さよりも不安が勝ってしまう。少なくとも今は。

お腹の調子があまりよくなくて夕飯を食べずにずっと文章をこねくり回していた。日記を書くのにけっこうな労力をかけているのが不思議だし、それなりにがんばっているなとも思う。誰からも頼まれてないことをつづけることの難しさを、やればお金がもらえる頼まれごとのわかりやすさと比較して、毎日毎日ガムみたいに噛み締めている。