ことのあらまし

日々のあらまし、いつか平気になるための記録

2024/1/9

職場のピカピカに綺麗なオープンスペースはいつもより多い人の出によってさらに賑やかで、ここに自分のような全身真っ黒の覚束ない人間がいることにはまだしっくりと来ていない。次々と供される料理を切り分け噛み砕いているうちにもう次の品がやってきて大慌てで飲みこむ、そんな気忙なコース料理のように、いろんな人の話を立て続けに聞いて頭の中が食べかけの皿でいっぱいになった。気圧にヤラれて調子はいまいち出なかったけれど、挨拶まわりができたから懇親の場に参加したのはいい判断だっただろう。身内との晩酌以外でアルコールを入れる機会をなるべく減らしているが、それでまったく問題がない。お酒が入って楽しくなっている人を見る分には別に嫌な気もしない。帰って永谷園のゆうげにお湯を注ぐ。同居人にひと口あげたらコンビニのみそ汁との味の違いに驚いていた。