ことのあらまし

日々のあらまし、いつか平気になるための記録

2023/12/16

この家は窓が大きくて日がきれいに差し込む。背中に陽光を受けながらアコギを弾く同居人の影がきれいで思わずカメラを構えた。あと何年ここに住むかはわからないけれど、ずっとではないことはたしかだから、離れたあともこうやって暮らしていたことを思い出せるようにしたくて、写真が果たす役割の原点に立ち返るようにして撮ることが増えている。

日記祭のときに日記屋 月日さんで買った、伏木庸平『台形日誌』を読み進める。食事をお客さんに提供することと、毎日の生活を営むことと、料理をつくって食べることとが、ゆるやかに地続きにつながる感覚をお裾分けしてもらえて心地いい。

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家に遊びに来た友人にチャイを振る舞う同居人が楽しそうにしていてよかった。外食に行く2人を見送って洗濯物を取り込み食器を洗う。引っ越し祝いにといただいたお皿は手拭いのようにやわらかな水色と黄色をしている。オイル仕立てのパスタなんかが似合いそう。

夜食に煮たかぼちゃは一昨日つくったものよりちょっと甘味が少なくて物足りなかった。今度はもっとゆっくり火を通す。