ことのあらまし

日々のあらまし、いつか平気になるための記録

灯火が消えるまで

5月20日。友人夫妻へのプレゼントを探す恋人に連れ立ってベビー用品店へ。手におさまるほどの大きさの靴を見て、ずいぶんと小さく人間は生まれてくるものだな、と改めて感心する。

どれだけやわらかく幼い存在も次第に、期待を寄せられ、責任を負い、役割を担うようになるのかと思うと、やるせない気持ちになる。何かを果たすために生まれたわけじゃなく、ただ生まれただけだと考えるなら、どう生きようと本来は。