ことのあらまし

日々のあらまし、いつか平気になるための記録

2023/11/30

頭がしゃっきりとしない。やはり2時に寝るのはやめたほうがいい。でも昨夜はたくさんおしゃべりができたからいい。

洗濯機を2度回してベランダへ。干しきれない分の洗い物はランドリーへ。乾燥が終わるまでの間に近くの生地屋を見て回り、切らしていた紺の裁縫糸を買った。持ち帰ったふかふかの衣類をベッドに広げて畳む。風呂場のそばの定位置に築いたタオルのタワーは、いつもより嵩が増していた。

病院に向かう。淡々と説明をしてくれて助かる。こんなのよくあることだと、気を揉むほどの出来事ではないと、思えるから事務的に扱われるのはありがたい。腫れ物のように触れられると本当に腫れている気がしてしまうから。なんてことないことのように接して。

もち麦を混ぜてごはんを炊き、下味をつけて凍らせていた鶏肉に皮から焼き目をつけていく。あたためた出汁は醤油やみりんで味をつけ、えのきをほぐし入れて和風のスープに。緑があればもっと華やかになるけれど、今日はこのくらいで。このタンドリーチキンは具合がいい。またつくろうねと目を細める。

今晩のチャイはオーツミルクで煮出したとか。同居人からカップを受け取りいつものように味見をする。牛乳や豆乳よりもさらりとした口当たり。でもなんだかまとまりに欠ける気も。次は茶葉を早めに引き上げてみる。そうやってひとつずつ検証する様は研究者然としている。

一度はひっくり返った世界の上を、どこに向かうためどう歩くのか。改めて考えて、たしかに契った。大事にしたい。大切にしてほしい。