ことのあらまし

日々のあらまし、いつか平気になるための記録

2023/12/27

職場に向かう同居人に、よいお年を、と玄関で伝える。一足早い帰省タイミングだからか空港はそこまで混んでおらず、チェックインも手荷物の預け入れもすべて端末で済ませられてすいすい進んだ。乗車までの1時間ほどで積読していた記事をぽちぽちと消化する。

迎えに来てくれた母の運転する車で実家に帰る。リフォームがすっかり終わった玄関にはもうビニールは貼られておらずブロックも積まれていない。扉を開けた途端、焼きたてのパンの甘い香りが鼻腔に飛び込んできて、ぺこぺこのお腹がさらに悲鳴を上げた。

夕飯は鮭とごぼうの炊き込みご飯、油揚げと豆腐の味噌汁、筑前煮、茶碗蒸し、芋とかぼちゃの天ぷら、ほうれん草のおひたし。やさしくってまったく胃もたれしない野菜たっぷりの料理たちがうれしい。特に茶碗蒸しにかかったゆずの餡がおいしかった。

明日の昼過ぎにネイルをオフしてもらうためサロンの予約を取り、風呂に入る。湯船が熱すぎてひいひい言っていたら母が温度の下げ方を教えてくれた。足し湯ならぬ足し水の機能まであるとは。掛け布団にカバーをかけ、枕の寝心地を確認して歯を磨く。日記を書いて寝る。